


マインドフルネス道・太極拳
NPO法人・人間性探求研究所 運営・監督
〝身心一如〟覚力向上への
「マインドフルネス・セルフカウンセリング講座 ~太極拳~」
身体感覚(内受容感覚)を整えるボディーワークをベースにして、その上に瞑想を取り入れて自分の一瞬一瞬の心に気付いていくというマインドフルネスのプログラムを実施します。
太極拳ワークを組み込むことで、最終的には自己を「客観視」できる力をつけて、心身が健康で自律した生活を送ることを目的とします。
大なり小なり悩みを抱えがちなストレス過多な現代において、是非このワークを体験して、より良い自分を目指してみませんか?
今秋からオンラインにて実施予定。
ご興味のある方は、下記サイトからお気軽にどうぞ。
瞑想 × 太極拳

研究会では今年度から、『マインドフルネス道太極拳』という取り組みに向けて始動しはじめます。
「マインドフルネス」とは、近年よく聞かれるようになったと思いますが、一言でいうと〝自分の心を今に向けた状態〟のことをいいます。
一般的に広く用いられる手法としては〝瞑想〟があります。
そして、これから太極拳とコラボレーションをしていく『マインドフルネス道』は、インド発祥の東洋の心理学といわれている「唯識心理学」と「坐禅」と「脳神経科学」を掛け合わせたプログラムとなります。
(「唯識:ゆいしき」とは中国の玄奘三蔵がインドから持ち帰ったものですが、仏法の経典を広める為にインドに渡ったということの他に、この唯識論を持ち帰りたかったのが本来の目的とも言われているようです。)
今回、日本におけるマインドフルネスの第一人者であり、NPO法人・人間性探究研究所の北山喜与(きたやま きよ)先生にお声を掛けていただき、この企画が持ち上がりました。
北山先生は、長年に渡り様々な会社や大学・病院等々で『ZENカウンセリング』という講義を実施されてきた方で、NHK教育テレビの特集にも取り上げられた実績のある方です。
また太極拳とマインドフルネスの実践的な掛け合わせは、日本ではまだ多くは見られていません。
ですが、北山先生は以前から太極拳をプログラムに取り入れて、悩める方々の為にマインドフルネスの真髄を誤謬なく伝えていきたい、と考えていらっしゃいました。
「マインドフルネス道」は、禅と唯識心理学を応用したセルフカウンセリングプログラムです。
瞑想でよくいわれる「止」の実践のみならず、心を凝視し省察する「観」というこの両方が揃ってこそ「心の成長」「人格形成」を実現することができる、ということを重要視しています。
そして「止・観」実践法の一つに〝動中の工夫〟という概念を取り入れ、日常生活の中においても常に「気づき」を維持し、心を「洞察する」実践法として〝太極拳〟を取り入れ、「マインドフルネス道」として体系化したプログラムを実施します。
ところで、聞きなれない方も多いかと思いますが、この〝動中の工夫〟とは何でしょうか?
この反対に当たる〝静中の工夫〟とは「坐禅」のことでありますが、〝動中の工夫〟とは、一言でいうと「動きながら坐禅と同じ状態になっている」ということです。
太極拳は昔から『動く禅』といわれています。
江戸時代の白隠禅師は、「動中の工夫は、静中の工夫に勝ること憶千万倍」ともおっしゃっています。
もちろん言葉だけでは伝えきれない概念ですが、
『マインドフルネス道太極拳』という新たなプログラム(深く「自分を見つめる」実践法)は、先の「動中の工夫」という新概念獲得への道をご提案できる一つの方法だと考えております。
〝本当の生き方とは何だろう〟という疑念に対する、実践的なトレーニング方法が、今、正に求められている時代だからこそ、〝動中の工夫〟にピッタリである〝太極拳〟を用いて、様々な悩みを抱えておられる方々の心身の養生のお役に立てることが出来れば、本当に嬉しい限りです。
又一つ、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
理事長:北山喜与
講師:徐言偉
