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『徐式太極拳』体験レッスン開催 ~京都立命館大学・衣笠キャンパスにて
令和7年5月10日
立命館衣笠キャンパス・孔子学院にて、『徐式太極拳』体験レッスンを開催しました。
当日は五月晴れにて、おかげさまで沢山の方にご参加いただき盛況の内に終了しました。
徐式(じょしき)太極拳とは、徐言偉の父である、徐其成(じょきせい:中国武術家、故人)が考案したもので、以前に『旋圓(せんえん)徐式太極拳』として行っていたものを、言偉が更に健康効果のある動作を増して、どなたでも行いやすい太極拳としてアレンジしたものです。
元々の円を描く動作に加えて、ストレッチ効果のある〝伸ばす〟といった手足の動きを大きくした動作を取り入れ、このことにより他の太極拳に比べても筋肉を充分に伸ばすことができるようにしました。
また今回、途切れることのない流れをゆったりとダイナミックに感じることが出来るように、更に改良したものを実施しました。
ご参加いただいた皆さまは始終熱心に身体を動かされ、難しく感じていた動作も最後はスムーズにできるようになって、和気あいあいと良い雰囲気のレッスンとなりました。
そして最後には、伝統の五大太極拳(陳・呉・孫・武・楊)の動きの一部を講師が披露し、徐式太極拳との違いを説明しましたが、そのことにより太極拳全般への理解をより深めていただけたのではないかと思います。
このレッスンを通して改めて感じたことですが、
中国の伝統的な太極拳はゆったりとした動作がメインであり、リラックスしながら行えるのはもちろんのこと、
元は武術の動きからアレンジされたものである為、ポイントとしては力(エネルギー)を感じながら行うことが重要であるということです。
そのことにより全身のエネルギーの流れをより強くし、運動器官や内臓機能が強化されることに繋がると考えます。
同時に集中して行うので、脳のトレーニングにもなります。
その上あらゆる関節を動かすため、沢山の筋肉が同時に使われ身体のしなやかさを保つことができて、身体年齢も若々しく保たれ長く健康であることが望めるということです。
太極拳の魅力は、そうしたところに多くあると思います。
今回のレッスンを通して、身体を動かすことの大切さとその健康効果、太極拳のそうした奥深い魅力をお伝えできていたら何よりです。
ご参加いただいた皆さま、お世話になった孔子学院の皆さま、本当にありがとうございました。
また次回もご一緒に練習できる時を、楽しみにしています!
【アンケート結果】
<17名中、16名のご回答>
●大変満足:87.5 満足12.5%
●難易度:丁度良い68.8% やや難しい25%
●講座の理解度:よく理解できた62.5% 大体理解できた31.3%
●講座受講理由:テーマに興味があった87.5% 講演者に興味があった31.3%
≪ご感想≫
◆ふだんから先⽣の元で太極拳を学んでほしいですが徐式ははじめてなので新鮮でした。
◆普段使ってない筋⾁を伸ばしたり、使ったりできたためそれらの筋⾁トレーニング・ ストレッチ⽅法を知れて⼤変よかった。また、⾝体の調⼦がよくなった。
◆体⼒増強にいいと思いました。 ⾝体がほぐれて⾝体がのびて気持ち良かったです。
◆⼤変興味深かったです。武術もやりたいです。
◆膝、股関節の動きがむずかしかった。先⽣の動きがすごかった。
◆最初は流れがつかめなかったが、やっているうちに体の動きに慣れてきて⾯⽩くなった。普段行なっているストレッチよりも筋⾁の動きや効果がよくわかったように思う。
◆先⽣がすてきでした
◆普段、運動をしない私でもゆっくり繰り返し技を⾒せてくれたおかげでとても解りやすかった。
先⽣が⼤変優しく教えてくれて、また休憩中も話しかけてくれて聞きやすい雰囲気を作ってくださった。
◆のばすのが気持ちよかった。左の動きが難しい。
◆とても楽しかったです。また太極拳やりたいです。
以上です。
皆さま、ありがとうございました。
お疲れ様でした。辛苦了!

